一般の皆様
General public
ミスマッチ修復遺伝子に生まれつき遺伝子がうまく働かない変異(病的バリアント)があるため、一般の人よりも大腸癌や子宮内膜癌をはじめ、さまざまな悪性腫瘍(がん)が発症しやすくなっている状態です。
リンチ症候群と診断された場合とそうでない場合は、大腸がんや子宮内膜がんの手術方法や抗がん剤治療の方法、治療後の定期サーベイランス(定期検査)方法が異なります。
両親のいずれかがリンチ症候群の場合、その子どもに遺伝する確率は50%です。 (常染色体優性遺伝形式) ※世代をまたいで発症することはありません。親がリンチ症候群で、子が違う場合、その子の子ども(孫)はリンチ症候群にはなりません。